私は14年間ほど、IT業界で自社サービスを開発してきました。ソフトウェアエンジニアとして13年、あとはスクラムマスター3年、プロダクトマネージャー1年ほどです。
ずっと正社員ですが、7回の転職経験があり、メガベンチャーやスタートアップなどに所属してきました。
スピードを求められる環境からくる焦り
メガベンチャーやスタートアップで働いた経験が長く、上場企業にいたり、上場を目指す会社にいたりさまざまでした。
当然、競合がいる中でプロダクトの価値を届けるためにスピードの優先度は高く、「いかに速く」が根底にありました。
チームにとってある意味最適なスピードで物事を成し遂げられていると、全体としてのモチベーションを保てたり歪みは生まれにくいかと思います。
でも、その「最適」って人それぞれだし、結局、経営層やビジネスサイドから求められることにどう対応するか、という場面が多かったように思います。
それが良いとか悪いとかではなく、まずは私のバックグラウンドとしての事実です。
そうなると、いい具合にストレッチの効いたスピードを超えた何かに迫られるような感覚で、チーム全体に常に焦りがあった状況も多くありました。
バランスをどう保つか
前職でよく思っていたのは【プロダクト】【カルチャー】【コミュニケーション】のバランスでした。
【プロダクト】はそのまんまで、いかにお客様に価値のあるサービスを早く届けていくか、です。
【カルチャー】は、その会社やチームで大切にしている指針で価値観です。ここを意識していなければ、散らばったベクトルに物事が進んでいく可能性があったり、なんらかの事象に対しての基準がぶれてしまいます。
【コミュニケーション】はいろいろありますが、プロダクトに対してのアイディエーション・ディスカッションもあれば、チーム内外もあります。コミュニケーションを疎かにしては、プロダクトやカルチャーに向き合う量が足りなかったり、チームで合意形成が十分に取れなかったり、チームや個々人が最大限の能力を発揮できなくなってしまいます。
人と人との関わりの中で物事を成し遂げるわけですから、アウトカムを向上させるために、どれも大切だと考えていました。
環境から離れても、意識は変わりにくい
今現在は環境が変わっており、割と自由に時間を使えるのですが、それでもなお「焦り」というか、【何かしていること】が逆に落ち着く、、
ホメオスタシス的な。意識や時間の使い方を変えたり、自分に向き合う時間がないと、今までの「普通」を変えることって難しいんだなーと、改めて思いました。
いつの間にか前のめりに何かをしていたり、呼吸が浅かったり、肩や首に力が入っていたり..
でも、人それぞれ、波はあったとしても自分にとっての最適な、生産性が高かったり、自然体でいられるペースってあるはずだと思います。
でも、周りの影響や環境から、自分のペースを見失いがちなんじゃないかと感じています。
余白をつくると質の高いアイデアが湧く
急いでいる、焦っている、そんな状況だと、自分の中に余白が生まれづらいことを何回も経験しました。
そういう時って左脳がずっとぐるぐるしているかのように、自分の感覚を捉えることって難しかったりします。
感覚から入る僕にとっては、自分の得意な武器が使えないような感じで、それゆえ疲労により全く頭が回らない状況になり1ヶ月休職、、
でもリフレッシュした状態になると、【左脳で考え続ける】よりも【余白からくる直感】の方が圧倒的に質が高いと改めて感じました。
考え続けるよりも、待つ!
なので、【プロダクト】【カルチャー】【コミュニケーション】この3つに関しても同じで、ある程度チームに余白があるからこそ、そこから何かが生み出される可能性が高まるんだと思います。
個々人に裁量があって、そこを信用する。
これが今後の社会ではますます大事になるんじゃないかと思う所存でございます。
土の時代から風の時代、物質から精神、グレートリセット、などなど大きな転換点にいますからね!
そんなバックグランドの中、撮影したYouTubeです!
【焦らなくても大丈夫。自分のペースを取り戻すと最大限の力が発揮できる。】
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